Deepa Gopalan Wadhwa
ディーパ・ゴパラン・ワドワ

AWLFアドバイザー

インドで優秀な外交官の一人で、1979年にインド外務省(IFS)に入省し、2015年12月に退省。

インド大使として、日本(2012年~2015年)、カタール(2009年~2012年)、スウェーデン(2005年~2009年)で大使を務めた。 また、ラトビア(駐ストックホルム)およびマーシャル諸島共和国(駐東京)の大使を兼任した。 駐カタールは、インド人女性初の任命。
そのキャリアの中で、ジュネーブ、香港、中国、オランダ、国際労働機関 (ILO)、外務省などでも重要な任務を果たしてきた。

36年以上にわたるキャリアの中で、パキスタン、中国、日本などの主要国とインドの関係に関連する広範な問題や主題を扱ってきた。 ヨーロッパ、GCC、日本への駐在中は、気候変動、持続可能な開発、軍縮、人権に関する国際会議や交渉に参加し、貿易、技術、投資、エネルギー安全保障の分野におけるインドの経済的利益の積極的な促進に尽力した。

人権、軍縮、環境に関する問題に幅広く取り組んでおり、これらの主題に関心を持ち続けている。

マドラス大学を卒業後、化学分野の学士号と英文学分野の大学院の学位を取得している。 インドのケーララ州出身。タミル・ナードゥ州居住。英語、マラヤーラム語、タミル語およびヒンディー語の4言語を使いこなし、加えて中国語でのコミュニケーション能力も有す。

現在、日印友好フォーラムの議長、中国研究所の理事会のメンバーであり、シロンに拠点を置くアジア連合の理事会のメンバーでもある。また、いくつかの企業の取締役会で独立取締役および顧問も務めている。

夫は、アニル・ワドワ(Mr. Anil Wadhwa)で、外務省次官、そしてイタリア、ポーランド、オマーン、タイのインド大使として活躍した経験を有し、夫婦ともに外交官としての経歴を持つ。