
【開催報告】AWLFオンラインサミット第6弾
ゲスト:松井久子 様(映画監督・作家)
Asia Women Leaders Forum(AWLF)は、2026年1月9日(金)、第6回となるAWLFオンラインサミットを開催いたしました。
今回は、映画監督・作家として第一線で表現活動を続けてこられた松井久子(まつい・ひさこ)様をゲストにお迎えしました。
ご参加くださった皆さま、そして率直で温かなお話を分かち合ってくださった松井様に、心より感謝申し上げます。
AWLFオンラインサミットは、「アジア女性リーダーとつながるサードプレイス」をコンセプトに、世代や国境を越えて語り合い、互いの人生や価値観から学び合う対話型のオンラインイベントです。
■ ゲストスピーカー
松井久子 様|映画監督・作家
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映画『ユキエ』『折り梅』『レオニー』
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ドキュメンタリー『何を怖れる』『不思議なクニの憲法』
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小説『疼くひと』『最後のひと』『つがいを生きる』ほか(累計20万部超)
50代で映画監督としてデビュー後、劇映画・ドキュメンタリー・小説とジャンルを越えて表現を重ねてこられた松井様。
監督・脚本・プロデュースをすべて一人で手がけ、女性、性、ケア、ジェンダー、社会構造といったテーマを自らの言葉と眼差しで描き続けてこられました。
■ ご講演のハイライト
「人生は、10年ごとに変わる」
ご講演では、松井監督がこれまで歩んできたキャリアと人生の変遷について、率直かつ温かな語り口で共有してくださいました。
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20代:雑誌ライター
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30代:芸能マネジメント
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40代:テレビドラマ制作
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50代:映画監督として新たな挑戦
「目の前のことに全力で向き合うことで、気づけば次の扉が開かれていた」
この言葉が象徴するように、それぞれの時代を懸命に生きるなかで、いつしか新しい道が自然と導かれていったと語られました。
時代の変化を恐れず、挑戦をためらわず、柔らかくしなやかに表現の道を切り拓いてきたその姿は、どの世代の女性にも力強いインスピレーションを与えてくれました。
また、33歳での離婚やシングルマザーとしての経験、6年以上をかけた初監督作『ユキエ』の資金調達、介護をテーマに100万人を動員した『折り梅』の制作など、決して平坦ではなかった道のりについても、包み隠さず率直に語ってくださいました。
■ 「前に進むために必要なのは、“支えてくれる人”」
対話の中で何度も語られたのは、
**「何かを成し遂げるには、応援してくれる“支持者”の存在が不可欠」**というメッセージでした。
女性映画監督として直面した構造的な困難、日本社会に根強く残るジェンダーギャップ。
そして、年齢を重ねることを前向きに捉え、自らの表現に昇華してきた歩み。
そうした現実を受け止めながらも、
**「それでも、やりたいことをやる」**という松井監督の姿勢は、世代を超えて多くの参加者に共感と勇気をもたらしました。
■ 対話セッションより
後半は、参加者との全体対話・質疑応答、そしてブレイクアウトルームでの小グループ対話が行われました。
松井監督が語られた「目の前のことを真摯に積み重ねていく中で、次の道が開けてきた」という歩みに、多くの共感の声が寄せられました。
作品づくりの裏側や、女性監督としての資金調達・現場での困難、そして「応援してくれる人」が持つ力についても、具体的な体験を通じてお話いただきました。
また、参加者からはジェンダー・キャリア・社会との向き合い方に関する率直な感想や質問も寄せられ、それぞれの立場からの対話が交わされました。
■ 今後に向けて
AWLFでは、2030年までにアジアから1,000万人の女性リーダーを育むことを目指し、2026年には国連ESCAP(バンコク)にて333名のアジア女性リーダーが一堂に会する国際サミットを開催予定です。
今回のオンラインサミットもまた、「視座と愛が広がる」時間となり、世代や国境を超えて未来をつなぐ第一歩となりました。
次回のオンラインサミットは2026年1月9日に開催予定です。ぜひまたお会いできることを、心より楽しみにしております。
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